チャプター 72

マーカス視点

カミラを守ると誓いを立てたあの日、俺はそれが簡単なことだと思っていた。

彼女と危険の間に立つ。彼女を脅かすすべてを斬り捨てる。二度と恐怖を知らずに済むほど強固な居場所を築く。

だが、この女も、そして俺たちが育てているあの少年も、何ひとつ簡単ではなかった。

彼女の過去が埋葬されたままでいてくれないときはなおさらだ。彼女を裏切った群れが膝をつき、這うようにして戻ってきたときもそうだ。予言――くそったれな予言が――同じ息のうちに、あの子が俺たち全員を救うかもしれないし、同じように破滅させるかもしれないと囁いたときも。

俺たちは夜明けとともに発った。

銀の群れは沈黙のまま見送...

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